2025年5月15日、青年経営者の主張大会 西ブロック予選会に、瑞穂町商工会青年部 前部長 関根大介さんが出場しました。
テーマは――
「家族を超えた青年部」
惜しくも予選突破はなりませんでしたが、そのステージには、部長として歩んできたすべての経験と、青年部への熱い想いが詰まっていました。
■ 誓いの言葉を“行動”で示した2年間
「地域振興の発展の先駆者となる」
この商工会青年部の誓いに、正面から向き合った2年間。
関根さんは、その実践者として、青年部の活性化に奔走しました。
部員数の減少への危機感。
一体感のなさへの葛藤。
そして、信頼を築くことの難しさ。
それでも、ひとつずつ向き合い、「仲間が楽しく参加できる環境づくり」に全力を尽くしてきた姿は、まさに“実働する部長”そのものでした。
■ 「家族を超えた」仲間たちと共に
青年部の仲間を“家族を超えた存在”と表現した関根さん。
その背景には、部員の意見を尊重し、リスクをとって新しい挑戦(例:チュロスの出店)に踏み出す勇気や、地域のための支援活動、そして部員の家族との交流にまで広げた心配りがありました。
「俺にできることは、仲間が笑顔で参加できる場をつくること」
その想いは、着実に周囲を動かしていました。
■ 家族の理解と、もう一つの絆
主張の終盤、関根さんはこう振り返りました。
「部長になってから、家族と過ごす時間はぐっと減りました。妻には“商工会は家族を超えてる”って言われました。」
その言葉には、商工会活動に注いできた深い熱意と、家族の温かい理解が感じられます。
そこで関根さんは、部員の家族とも交流を持つ場としてバーベキューやお祭り参加を企画し、家庭との距離を埋める取り組みを続けてきました。
「町を歩けば、メンバーの家族から声を掛けられるようになった」
そんなエピソードにも、心のつながりがにじみ出ています。
■ 惜しくも予選敗退、それでも胸を張って
大会の結果は予選敗退。
しかし、ステージで語られたのは、数字では測れない「信頼」と「実践」の軌跡でした。
聴く者の胸を打つスピーチに、同じ青年部の仲間たちも胸を熱くし、感動を共有しました。
■ 最後に
関根大介さん、本当にお疲れさまでした。
あなたの言葉は、誰よりも青年部への愛と誇りに満ちていました。
「家族を超えた青年部」――
それは、関根さんの行動と、共に歩んだ仲間たちが何よりも証明しています。
これからも瑞穂町商工会青年部は、地域のため、人のため、そして自分たちの成長のために、一丸となって歩んでいきます。




